
通話録音が当たり前のようでいて、意外と難しいのが日本のスマートフォン事情。とくにRakuten LinkやGoogle Pixelのような人気アプリ・端末を使っているユーザーにとって、「どうやって通話を録音するか」は悩ましい課題でした。そんな中、まさかの救世主が登場。それが録音機能を搭載したイヤホン「Xiaomi Buds 5」です。
Rakuten LinkとPixelの通話録音、なぜ難しい?
楽天モバイルユーザーにとって、Rakuten Linkは無料通話やメッセージ、楽天ポイントの獲得まで一括でこなせる便利なスーパーアプリ。しかし、通話録音機能は非対応。一方、Google Pixelは「通話スクリーニング」機能が秀逸で、不審な電話の対応をGoogleアシスタントが代行してくれますが、この録音機能もスクリーニング中のみ有効。しかも完全自動化は北米限定、日本では利用できないケースがほとんどです。
MacroDroidなどの自動化アプリを使えば一部のプロセスは代替可能ですが、手間や設定の複雑さ、法的な問題もあり、一般ユーザーにはややハードルが高いのが現実です。
Xiaomi Buds 5:通話録音に革命をもたらすイヤホン
そんな中登場したのが、Xiaomi Buds 5。このイヤホンは、通常の音楽再生や通話に加えて、最大3時間の音声録音が可能という革新的な機能を搭載しています。
上位モデルの「Xiaomi Buds 5 Pro」では、録音時間が最大4時間に延長。イヤホンの物理ボタンを押すだけで簡単に録音を開始できるため、急な通話やミーティングでも即対応可能です。
操作は簡単、録音は左右のイヤホンから
Xiaomi Buds 5の録音機能を最大限に活用するには、左右のイヤホン操作に「録音」を割り振るだけでOK。これにより、イヤホンをポチッと押すだけで録音がスタートします。とてもシンプルかつ直感的です。
- 左右のイヤホンでそれぞれ最大60分ずつ録音が可能
- 録音した音声はスマホにダウンロードして確認・保存可能
- 物理ボタン操作で即録音開始できるので、重要な瞬間を逃しません
この手軽さは、会議、取材、通話記録、トラブル証拠保存など、多様なシーンで活躍するはずです。
イヤホンで録音という新しい選択肢
従来、通話録音のためには専用アプリやレコーダー、あるいはスマートウォッチなどを使う必要がありましたが、ウェアラブルデバイスの多くは録音機能を搭載していませんでした。
Xiaomiは、「Redmi Watch 5」でも録音機能を導入するなど、スマートデバイスの録音対応を本格化。その流れがイヤホンにまで波及したことは、業界にとっても大きな意味を持ちます。
まとめ:Pixel × Rakuten Link × Xiaomi Buds 5で最強の録音環境へ
通話録音が制限される環境において、「Xiaomi Buds 5」のような外部録音デバイスは、新たな選択肢として非常に有効です。特にPixelやRakuten Linkのように内部録音が難しいケースでは、**「耳に装着するだけで録音できる」**という手軽さが大きなメリットとなります。
これまで「録音できない」と諦めていた通話も、Xiaomi Buds 5があれば記録に残すことが可能。スマートデバイスの録音トレンドを先取りしながら、重要な情報をしっかりキャッチしましょう。