ABB、オーロラ・モーターズの買収を発表

• オーロラ・モーターズ（Aurora Motors）は、縦型ポンプモーターの世界的なプロバイダーです。
• 同社の製品は、農業、自治体、産業、防火産業にまたがる30か国で販売されています。
• この買収は、NEMAの製品ポートフォリオの大幅な強化を意味し、世界市場で最も包括的な産業用電気モーターの範囲を強化します。

フォートスミス（アーカンソー州）, 2024年11月6日 /PRNewswire/ — ABBは本日、オーロラ・モーターズ（Aurora Motors）を買収する契約に署名したと発表しました。この買収により、評判の高い製品ポートフォリオ、30か国における長年にわたる顧客基盤、経験豊富な顧客中心の販売構造、および戦略的サプライヤーとの強固なパートナーシップが提供されます。オーロラ・モーターズは、400万ドル規模の縦型ポンプモーターの米国プロバイダーであり、中国の上海にエンジニアリングと運営拠点、カリフォルニア州ヘイワードに本社と配送センターを置いています。金銭的条件は明らかにされておらず、取引は2024会計年度末までに完了する予定です。

この取引は、モーションビジネス分野の収益性の高い成長戦略の一環であり、これによりNEMAモーター部門は、製品提供の強化、サプライチェーンの拡大、およびグローバルな顧客基盤へのサポートの向上が可能になります。

「このボルトオン買収は、当社のグローバル展開を拡大するだけでなく、主要な市場の空白地帯を埋める戦略的な動きとなる。この買収はイノベーションを強化し、世界中の顧客に比類のない価値を提供するという当社のビジョンと一致している。オーロラ・モーターズの専門知識を統合することで、私たちは成長を加速させ、業界標準を再定義し、ステークホルダーの長期的な成功を確実にする準備ができている。」とABBのNEMAモーター部門の部長であるジェシー・ヘンソン（Jesse Henson）氏は述べました。

オーロラ・モーターズの社長であるコンロイ・シャム（Conroy Shum）氏は、「縦型ポンプモーター部門におけるオーロラの広範な経験と専門知識と、ABBのトップレベルのオペレーションと業界における卓越性への取り組みを組み合わせることにとても感激している」と述べました。

世界のNEMAモーター産業は約34億ドルの規模*で、主に北米内で使用される産業用電気モーターで構成されています。NEMAモーターは、食品・飲料、石油・ガス、鉱業・骨材、水・廃水などの産業や、空気、液体、ユニットの移動などの用途で機器を動かすために使用される不可欠なコンポーネントです。

*低電圧モーターレポート2023

ABBは、より持続可能で資源効率の高い未来を実現する、電化と自動化におけるグローバルテクノロジーリーダーです。エンジニアリングとデジタル化の専門知識を結びつけることで、ABBは、産業が高性能で運営されると同時に、効率性・生産性・持続可能性を向上させてより優れた成果をあげられるよう支援します。ABBでは、これを「Engineered to Outrun」と呼んでいます。同社には140年以上の歴史があり、世界中で105,000人以上の従業員を擁します。ABBの株式はスイス証券取引所（ABBN）とナスダック・ストックホルム（ABB）に上場されています。 www.abb.com

モーターとドライブのグローバルリーダーであるABB Motionは、より生産的で持続可能な未来を加速させる中核にあります。当社は顧客、産業、社会向けのエネルギー効率の高い、脱炭素化された循環型ソリューションに貢献するために、技術を革新し、その限界を押し広げています。デジタル対応のドライブ、モーター、サービスにより、当社は顧客とパートナーがより優れたパフォーマンス、安全性、信頼性を達成できるようサポートします。世界の産業がよりスリムでクリーンになるよう支援するために、当社はあらゆる産業分野の幅広い用途にモーター駆動のソリューションを提供しています。電動パワートレインに関する140年以上の専門知識に基づいて、100カ国の22,000人以上の従業員が毎日学び、成長しています。 go.abb/motion.

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