
中国・北京、2025年9月23日 /PRNewswire/ — 東中国経済の中心地である浙江省は最近、同省で質の高い、環境に配慮した発展をさらに加速させるため、持続可能な開発区域に関する一連のグループ基準を発表しました。
9月12日、 地方の政府関係者、専門家、業界団体・企業代表が湖州市安吉県で開催された基準発表会議に集まり、より多くの環境に配慮した産業を同省に集結させるための促進策を模索しました。
浙江省では、さまざまなレベルの開発区が省の改革や開放の主戦場となっており、長年にわたって同省における「グリーンへの移行」の先駆者としての役割を果たしてきました。
浙江省商務庁(Department of Commerce of Zhejiang Province)副庁長の胡真舫氏は、同省の開発区の開発では、「二つの山」の理念を指針として堅持していることを強調しました。
浙江省の開発区は、環境に配慮した、革新的で開放型の発展に注力する一方で、産業・生態・持続可能な発展を重視し、省の質の高い経済発展に力強く持続可能な推進力を加えてきたと、胡氏は述べました。
浙江省開発区協会(Zhejiang Association of Development Zones)の鄭寧海副会長は、浙江省の持続可能な開発区に関するグループ基準は、独自の持続可能な発展の実践方法を示すのみならず、他の地域の開発区にとっても役にたつ、「浙江モデル」を提供すると指摘しました。
より広い規模では、新華社通信の経済情報部門である中国経済情報サービス(CEIS)が「global sustainable development zones index(全世界における持続可能な開発区指数)」の研究を進め、開発区の環境に配慮しつつ、革新的で調和のとれた発展を科学的に評価すると、CEISの潘海平会長が紹介しました。
潘氏はまた、同指数を通じて世界各国の開発区の質の高く持続可能な発展を支援することを誓い、中国経済情報サービスは環境に配慮した発展の物語を伝える仕組みづくりに尽力し、中国発の解決策を世界と共有していくと付け加えました。
9月12日にグループ基準が発表されると同時に、持続可能な開発区のためのグローバル基準の策定が始まり、安吉経済開発区に持続可能な開発区シンクタンク拠点が設置されました。
安吉県の党委書記、楊衛東氏は、この美しい県では「清らかな水と豊かな山は貴重な財産である」という理念が積極的に実践され、先進的な製造業と現代的なサービス業を牽引役とする質の高い発展の道筋が形成されてきた、と述べました。
浙江省商務庁とCEISが共催した本会議では、関連する国際規格の相互承認などに関するテーマ別のセッションも設けられました。
原文リンク:https://en.imsilkroad.com/p/347654.html