
日本・名古屋、2025年10月5日 /PRNewswire/ — 「Tourism EXPO Japan 2025(ツーリズムEXPOジャパン)」が9月25日から28日まで、名古屋の愛知スカイエキスポで開催されました。浙江省の代表団も同イベントに参加し、多様な文化や観光資源を紹介しました。公式ブース、交流、テーマ別プレゼンテーションを通じて、同省は日本の来館者へ「絵のように美しい浙江」の独特な魅力をアピールして、日本からの旅行増加と浙江・日本間の文化・観光関係の強化に向けて行われてきた継続的な取り組みに加わりました。出展を行なったのは、浙江省文化広電和旅遊庁です。
9月27日午後には、博覧会の中央ステージで「浙江省文化観光プロモーション・イベント」が開催されました。「Beautiful China, Picturesque Zhejiang(美しい中国、絵のように美しい浙江)」と題されたプロモーション映像が、同省の文化遺産と景勝地を紹介しました。スライドやショート動画を交えたライブ・プレゼンテーションでは、浙江の多様な観光資源とオーダーメイド型の旅行商品が紹介され、来場者の強い関心を集めました。質疑応答セッションでは、5名の参加者に「文絲」のシルク・スカーフが贈呈され、会場が一層湧きました。このスカーフは浙江の絹織物技術を体現するだけでなく、浙江と日本の文化的絆と友好の象徴となっています。
万博の期間中、「絵のように美しい浙江」ブースでは、日本の来場者が浙江省の文化観光資源を直接体験できるインタラクティブな企画が実施されました。配布資料には実用的な旅行のアドバイスや、浙江省の自然・文化観光名所が紹介されていました。VRコーナーでは、雁蕩山の雄大な峰々から西湖の静かな水面まで、浙江省の景勝地を仮想空間で巡る体験ができました。木版画や扇絵などの伝統工芸実演には長蛇の列ができました。来場者は木版画体験で書道と職人技の融合を体感し、扇子に浙江の伝統文様を描いて記念品を作成しました。現地の文化を体感する貴重な機会となりました。
浙江省文化広電和旅遊庁の広報担当者は、今回の万博が日本市場における「絵のように美しい浙江」ブランドの認知度向上に寄与したと述べています。今後、万博での展覧を基盤に日本との文化・観光協力を拡大し、日本人観光客向けに新たな旅行商品を開発して、より多くの訪問者に同省の豊かな景観と文化を体験してもらうという方針を示しました。