ソウル(韓国)、2025年12月24日 /PRNewswire/ — ファッションAIスタートアップ企業であるCodiMe Co., Ltd.は、AIファッション画像生成のソフトウェア・アズ・ア・サービス・プラットフォームであるPotooにおいて、日本を重要な戦略市場として位置づけ、2025年に海外事業の展開を加速すると発表しました。
Potooは、生成AIを活用して高品質なモデル画像を生成することで、ファッションECにおける従来のモデル撮影を代替することを目的として設計されています。わずか1枚の商品写真を用意するだけで、同プラットフォームは無制限にモデル画像を生成でき、制作コストの大幅な削減とコンテンツ制作期間の短縮を実現します。同社によると、Potooは画像制作コストを最大90%削減し、制作リードタイムを数週間から数分へと短縮するとともに、商品詳細ページやマーケティングキャンペーンにおけるコンバージョン率の向上にも寄与するとしています。
CodiMeによると、商用利用の幅を拡大する新機能の導入を受け、Potooは2025年に月次収益が前月比で6倍以上の成長を記録しました。これらの新機能には、トップスとボトムスの自動スタイリング、ブランドアイデンティティを維持するためのAI生成モデルの顔の固定、背景の選択機能、背面画像の生成機能などが含まれます。同社によると、これらの機能の導入により、提供開始から1か月以内に月次収益が約530%増加したとしています。
日本は、CodiMeの海外戦略における中核市場として存在感を高めています。同社は、実証実験プロジェクトやパートナーシップ協議を通じて、日本のファッションブランド、メディア企業、EC事業者との連携を積極的に進めています。CodiMeによると、パリで開催されたVivaTech 2025をはじめ、日本国内のファッション関連イベントなどの最近の国際展示会において、日本企業から強い関心を獲得し、日本での3日間の展示期間だけでも200社以上の潜在顧客を特定したとしています。
Potooは、100万枚以上のファッション特化画像で学習されたCodiMe独自のAIモデルを基盤として開発されています。このような特化型の学習により、汎用的な画像生成モデルと比べて、より高いリアリティ、正確な色再現、そして高度な自動化を実現しています。さらに、Potooで生成されるモデルの顔はすべてAIによって完全に生成されているため、肖像権やライセンスに関する懸念なく画像を利用でき、これはグローバル企業や日本企業にとって特に重要な要素となっています。
CodiMeによると、Potooは現在、韓国国内の大手アパレルグループを含むファッション企業のほか、海外の通信事業者、グローバルなアパレルベンダー、メディアグループにおいても、有償契約やパイロットプロジェクトを通じて利用されています。同社は、日本のファッションおよび小売事業者のニーズに即したローカライズサービスの提供とパートナーシップの拡大を通じて、日本市場におけるプレゼンスを一層強化する方針です。
「日本は、ビジュアル品質と業務効率の両面において高い水準が求められる、洗練されたファッション市場です」と、CodiMeのCEOであるJihye Jung氏は述べています。「ブランドアイデンティティを損なうことなく、より迅速かつ柔軟なコンテンツ制作を目指す日本のブランドを支援する手段として、AI生成によるファッション画像には大きな可能性があると考えています。」
CodiMeの海外展開は、韓国の科学技術情報通信部および韓国情報通信産業振興院が運営する政府支援の輸出支援プログラムに選定されたことによって後押しされており、同プログラムはPotooを軸とした同社のグローバル事業の拡大を支援しています。