日本のIT企業ROUTE06は、同社が提供するAI要件定義ツール「Acsim(アクシム)」が、パチンコ・パチスロ遊技機メーカーのニューギンホールディングスに導入されたと発表した。
ニューギングループでは、基幹システムの刷新を進める中で、長年にわたり属人化してきた業務フローが課題となっていた。業務の全体像が把握しづらく、「どこから手を付ければよいのか分からない」状態が続いていたという。
こうした状況を受け、同社は要件定義に特化した生成AIツールであるAcsimを導入。業務内容の洗い出しや整理をAIが支援することで、現状業務(As-Is)の可視化と標準化を短期間で進めることが可能になった。
導入後は、業務整理のスピードが大きく向上。これまで外部コンサルタントに依存していた工程の一部を内製化できたことで、数百万円規模のコンサルティング費用削減にもつながった。
さらに、実際に利用した部門からは「他の部署でも使いたい」という声が上がり、現在は全社での活用拡大が検討されている。外注依存の軽減に加え、社内DXを進めるための共通基盤としての役割も期待されている。
Acsimは、ヒアリング内容を整理し、課題の特定や改善方針の提示、設計書や稟議資料の作成までを一貫して支援するAIプラットフォームだ。要件定義という属人化しやすい工程をAIが補助することで、思考の抜け漏れや認識のズレを防ぎ、スピードと品質の両立を図る。
DX推進に悩む企業が多い中、今回の導入事例は、要件定義という見えにくい工程をAIで可視化し、具体的なコスト削減と業務改善につなげたケースとして注目されそうだ。
関連リンク
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000044.000056964.html
https://ai.acsim.app/interview/newgin-interview-2026