台北、2026年1月27日 /PRNewswire/ — 台湾を拠点とする国際的な電力サービス事業者である泓徳能源(HD Renewable Energy)傘下の星(ホシ)星(ボシ)電力(デンリョク)日本(ジャパン)株式会社(以下、「星星電力日本」)と、日本の小売電気事業者である中部電力ミライズ株式会社(以下、「中部電力ミライズ」)は、本日、系統用蓄電池(蓄電所、Battery Energy Storage System(BESS))を活用したピーク時間帯における電力受給契約(以下、「本契約」)を締結したことをお知らせします。
系統用蓄電池は、脱炭素社会の実現に向けて、天候により出力が左右される太陽光や風力などの再生可能エネルギー(以下、「再エネ」)電源の導入が拡大している中、電気の需要と供給の差をなくす※1こと等を目的とした電源として重要性が高まっています。
※1 電気は大量に貯めることが難しいため、電気の使用量(需要)と発電量(供給)を常に一致させる必要があります。
泓徳能源(HD Renewable Energy)グループは、再エネの普及拡大と電力系統の安定化に貢献するため、2023年10月から日本における系統用蓄電池事業に参入しており、星星電力日本は泓徳能源(HD Renewable Energy)傘下で国内向けの電力取引事業を担っています。
本契約に基づき、星星電力日本は、ピーク時間帯(16-20時)において、泓徳能源(HD Renewable Energy)グループが保有・運営する系統用蓄電池を活用し、中部電力ミライズへ電気を提供いたします。
中部電力ミライズは、卸電力市場の環境整備が進展したこと等により電力調達の選択肢が拡大する中、安定供給、経済性、環境性およびリスクマネジメントの観点のもとで、お客さまにお届けする電気の調達に努めております。
本契約により、中部電力ミライズは、電力価格が高騰するリスク※2のあるピーク時間帯において、お客さまにお届けする電気を固定価格で安定的に調達することが可能となります。
※2 太陽光発電の発電量が下がる夕方は、電力需給が逼迫しやすい傾向にあり、卸電力市場においても、同時間帯の電力価格が高騰するリスクがあります。
本契約において活用する系統用蓄電池は、中部エリアの5か所に設置され、2026年4月以降に運転を開始する予定であり、取引電力の規模は合計1万kW、総取引電力量は年間909万kWh程度を見込んでおります。
なお、本契約は、泓徳能源(HD Renewable Energy)グループが日本国内において電力のヘッジ取引※3向けに系統用蓄電池を活用する初の事例となります。
※3 契約期間中の将来的な卸供給について、予め取引価格を約定しておくことで価格変動リスクを回避・低減すること。
星星電力日本と中部電力ミライズは、本契約に加え、系統用蓄電池を活用した取引電力の規模を合計30万kW程度まで拡大することを検討しています。今後も両社は、系統用蓄電池を活用した取り組み等により、お客さまに安定して電気をお届けするとともに、再エネの普及拡大と電力系統の安定化に貢献してまいります。