Googleマップは、AI技術のGeminiを活用し、場所の提案やナビゲーション機能が大幅に強化された最新のアップデートを公開しました。
Geminiによる場所のおすすめ機能
Googleマップは、友人との夜のお出かけや観光プランの作成をさらに簡単にするために、Geminiによるおすすめ機能を導入しました。例えば、「友人と夜に行く場所は?」と質問するだけで、スピークイージーやライブ音楽など、Geminiによるキュレーションで提案されます。さらに、場所のレビューが要約され、短時間で必要な情報を確認できるようになりました。このGeminiの能力は、250万か所以上の信頼性あるデータとユーザーコミュニティのインサイトに基づいています。
ただしこの新機能は、アメリカ国内でAndroidおよびiOS向けに提供が開始されており、日本で使えるかどうか、今後レビューしてみたいと思います。
ドライブのストレス軽減機能
ドライブに関する大規模なアップデートでは、出発前にルート上の名所や観光スポットを追加できる機能や、複雑な道路のナビゲーションがさらに見やすくなるレーン表示機能が追加されました。冬季には、天候による影響も報告でき、積雪や視界不良などの情報がルート上で確認できます。
また、目的地に到着した後、建物や駐車場の場所を確認し、駐車位置を保存することでスムーズに目的地まで辿り着くことができます。この機能はグローバルに展開が進んでおり、次の月には30以上の都市でナビゲーションの強化が行われる予定です。具体的な都市名は明らかにされていませんが、東京が含まれる可能性があります。
イマーシブビューの大幅アップデート
イマーシブビューでは、スタジアムや公園などの場所の視覚化が可能で、訪問予定の日の天候や交通状況も確認できます。東京はすでに利用可能ですが、今回、京都やフランクフルトなど150都市に対応範囲が拡大され、大学キャンパスも新たに追加されたとのこと。