ITインフラストラクチャーサービスプロバイダーである米国のキンドリル(NYSE: KD)は13日、日本でAIイノベーションを推進するための専用AIプライベートクラウドを発表しました。このサービスは、Dell Technologiesとの協業により「Dell AI Factory with NVIDIA」を活用して構築されました。
キンドリルは、オープンな統合型デジタルビジネスプラットフォーム「Kyndryl Bridge」を活用し、NVIDIAのAIエンタープライズソフトウェアプラットフォーム上でエンドツーエンドのAIアプリケーションとソリューション開発をサポートします。同社の専門家が、生成AIや大規模言語モデルの利点を活用したソリューションの構想と共同作成を支援します。
キンドリル・ジャパンの社長であるジョナサン・イングラム氏は、「企業はAIや生成AIがビジネスと技術の変革をどのように促進できるかを探求し理解したいと考えています。信頼できるスケーラブルな環境で新しいソリューションを開発・テスト・洗練させる必要があります。当社の新しいAIプライベートクラウドは、顧客や日本の学術機関が安全かつプライベートに新しいアプリケーションやソリューションを設計できる安定した信頼できるスペースを提供します」と述べました。
このサービスは日本国内で提供されており、日本の顧客や学術機関が利用可能です。キンドリルは、NVIDIAとの継続的な協力を活用し、AIを活用した洞察とビジネス成果を提供するソリューションの開発と実装を推進するとします。