米国ミシガン州のソフトウェア開発会社、Stardock(スタードック)が、AIを活用した新アプリ「DesktopGPT 1.0」を発表しました。このアプリはWindows 10/11向けで、最新のAIモデルをデスクトップ環境で手軽に操作できるように設計されています。リリース日は現地時間の2024年11月13日で、AIとの素早いやりとりや強力なテンプレート機能を提供する点が大きな特徴です。
AI操作がより直感的に
DesktopGPTは、複数の大規模言語モデル(LLM)と簡単にやりとりできるインターフェースを備えています。例えば、GPT-4o MiniやGPT-4 Turboといったモデルに対応しており、利用者は用途に応じて最適なモデルを選べます。
このアプリの大きな魅力は、「テンプレート機能」にあります。複数言語でのテキスト翻訳、メールの件名作成、履歴書の作成など、さまざまなシーンで役立つテンプレートが用意されています。また、自分専用のテンプレートを簡単に作成・編集できる「テンプレートエディター」も搭載されており、初心者から上級者まで幅広く活用可能です。
OpenAIのWindows版ChatGPTアプリとの違い
最近、OpenAIがWindows版ChatGPTアプリを発表しましたが、こちらは現在Early Versionとして提供されており、ChatGPT Plus、Enterprise、Team、Eduプランのユーザーのみが利用可能です。そのため、「DesktopGPT 1.0」は無料で使えるアプリではありませんが、有料ユーザーにとっては便利な選択肢と言えるでしょう。StardockのアプリはObject Desktopの一部として提供されており、柔軟性と手軽さを両立しています。
日本での利用は?
「DesktopGPT 1.0」を含むObject Desktopは、年間サブスクリプションが7,020円(税込)で日本でも購入可能です。このスイートには、最大5台のデバイスで利用できるライセンスや、新ソフトウェアやアップデートへの早期アクセス、ARMデバイスのサポートなど、多くの便利な機能が含まれています。
リリーストレーラーはこちら:https://youtu.be/3sKQjd-ZX9g
新しいAIアプリが私たちの働き方をどのように変えていくのか、今後の展開に注目です!