
RighValor、Synaptics® Astra™ SL1600ファミリーのSOC上で稼働開始、プライバシー重視のリアルタイム知能をエッジで提供
パロアルト(カリフォルニア州)、2025年9月5日 /PRNewswire/ — Righは本日、エッジ上で分散型となるエージェント型AIを先駆的に展開する企業として、Synapticsと提携し、スマートホーム向けのエージェント型AIアプリケーションを推進すると発表しました。今回の提携は、プライバシー、パフォーマンス、カスタマイズ性を重視して構築されたRighの分散型となるエージェント型AIプラットフォーム「RighValor」を支持し、家庭がデータを処理し活用する方法における大きな前進を示すものです。
RighとSynapticsは共同で、Astra SL1680 SoCとRighのネットワーク制御プレーン兼データ管理サービスであるRighGravityを基盤とした、エッジ上で稼働するリアルタイムのエージェント型AIを提供しています。この組み合わせにより、クラウドコンピューティングに依存することなく家庭内で直接インテリジェントサービスを実行でき、レイテンシーの低減、プライバシーの確保、運用コストの削減を実現します。
「Righは、家庭におけるテクノロジーの在り方を再考するために設立されました。Synapticsと共に、AIはインテリジェントでありながら、プライバシーを最優先し、かつコスト効率にも優れ、パートナーに新たな収益をもたらせることを証明しています。私たちは、Synapticsにとって初のスマートホーム向けエージェント型AIパートナーであることを誇りに思います。」
- Righ 最高製品責任者、Miro Samardzija氏
「Synapticsでは、最も重要なデバイスのエッジにおいて強力なAI機能を実現しています。Righの分散型AIアーキテクチャは、SynapticsのAstraプロセッサー・ファミリーを補完します。先進的なハードウェアと堅牢なソフトウェアが融合したときに何が可能になるのかを示せることに、私たちは大きな期待を寄せています。今回の提携により、スマートホーム業界において幅広い実用的なアプリケーションが実現されるでしょう。」
- Synaptics プロダクトマーケティング、IoTプロセッサー担当シニアディレクター、Siddarth Chandrasekar氏
IBC 2025ライブ:エージェント型AIの実演
IBC 2025において、RighとSynapticsは、Synapticsの招待制デモスイート内で、Astra SL1680上で稼働するRighValorのライブデプロイを披露します。デモンストレーションでは以下を重点的にご紹介します。
- 分散並列処理 – 家庭内のデバイス間でタスクを分散することで、速度、効率、そしてローカルインテリジェンスを最適化します
- デバイス識別 – ユーザーとデバイスをリアルタイムで認識し、パーソナライズされた自動化、アクセス制御、サイバーセキュリティを実現します
- オンデバイス画像処理 – 視覚情報をローカルで取得・処理することで、より高速な応答と強固なプライバシー保護を可能にします
この機能により、サービスプロバイダーやデバイスメーカーは、クラウドコンピューティングに一切依存することなく次世代AIサービスを展開し、プレミアムかつカスタマイズされたユーザー体験を提供できるようになります。また、プライバシーと速度の向上、インフラコストの削減を実現し、自動化やインテリジェントな付加価値サービスを通じてARPUを向上させることが可能です。
エージェント型AIをライブで体験
本日中にご登録いただき、IBC 2025にてSynapticsの招待制デモスイートで実際に稼働するRighValorをご覧いただくか、詳細をご確認ください。
問い合わせ先:
Sarah Heeren
sarah@righ.com