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バルセロナ(スペイン), 2025年10月9日 /PRNewswire/ — スマートシティおよび都市イノベーションに関する国際的な主要イベントであるSmart City Expo World Congress(SCEWC)は、Fira de Barcelonaが主催し、都市変革を推進する戦略、技術、プロジェクトを共有するために、世界中から600名を超える専門家を招集します。「都市の時代(The Time for Cities)」をテーマに、第14回目となる同会議は11月4日から6日まで、Gran Via会場で開催されます。建築家兼研究者のCarlo Ratti氏、フューチャリストのNikki Greenberg氏、AI専門家のKate O’Neill氏など、多彩な講演者による基調講演が予定されています。
カンファレンスのプログラムは、実現テクノロジー(Enabling Technologies)、エネルギーと環境(Energy & Environment)、モビリティ(Mobility)、ガバナンスと経済(Governance & Economy)、生活とインクルージョン(Living & Inclusion)、インフラと建築(Infrastructure & Building)、ブルー・エコノミー(Blue Economy)の8つの主要テーマに焦点を当てて展開されます。
Nikki Greenberg氏は、Real Estate of the FutureのCEOであり、都市イノベーション分野における戦略アドバイザーです。建築学を専門に学んだ同氏は、ニューヨークおよびシドニーで複数のプロジェクトを主導し、建築環境のデジタルトランスフォーメーションにおける著名な専門家として知られています。同氏は、ニューヨーク市のアーバンランド・インスティテュートにおいて、技術・イノベーション評議会の共同議長を務めた経歴を持ち、テクノロジー、デザイン、そして未来志向の思考を融合させたアプローチを特徴としています。
一方、Kate O’Neill氏の研究は、デジタル環境における倫理的AIおよびデータ主導型意思決定に焦点を当てています。KO Insightsの創設者であり、テクノロジーと人間体験に関する複数の著書を持つ同氏は、Netflix、IBM、Ciscoなどの企業と協働してきたほか、国連のAI諮問委員会会合にも参加しています。
Carlo Ratti氏は、MIT Senseable City Labのディレクターであり、デザインとイノベーションの企業であるCarlo Ratti Associatiの創設者です。同氏の取り組みは、建築学、データサイエンス、そしてサステナビリティを融合させたものであり、その功績は世界経済フォーラムによっても高く評価されています。同氏は、スマートシティデザイン分野における最も影響力のある思想家の一人として広く認められています。
その他の登壇者として、欧州委員会環境総局副局長のPatrick Child氏、ロサンゼルス市副市長のMatt Hale氏、ローマ市副市長のMonica Lucarelli氏、世界経済フォーラム都市変革部門責任者のJeff Merritt氏、Dassault Systèmes都市・公共サービス部門副社長のJosephine Ong氏、そしてポーランドのデジタル化大臣であるJaroslaw Sarna氏が名を連ねています。
都市イノベーションのグローバルエコシステム
同イベントは、その領域をさらに拡大する併催イベントと同時開催されます。具体的には、持続可能な都市型モビリティに焦点を当てた「Tomorrow.Mobility World Congress」、革新的な建設分野をテーマとする「Tomorrow.Building」、そして海洋を基盤とした持続可能な産業を探求する「Tomorrow.Blue Economy」が開催されます。
写真 – https://mma.prnasia.com/media2/2790889/SCEWC_Speakers_2025.jpg?p=medium600
ロゴ – https://mma.prnasia.com/media2/659718/Fira_Barcelona_Logo.jpg?p=medium600