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UltiMaker S8は、セキュリティ、信頼性、使いやすさを犠牲にすることなく、最大4倍の生産性とパーツ品質の向上を実現します。
UltiMaker Marketplaceの新素材およびUltiMaker Digital Factoryのアップデートされた機能と組み合わせることで、UltiMaker S8は今日の市場で最も汎用性の高いプロフェッショナル3Dプリンティング・ソリューションの1つを提供します。
ニューヨークおよびヘルダーマルセン(オランダ), 2025年3月12日 /PRNewswire/ — デスクトップ3Dプリンティングの世界的リーダーであるアルティメーカー(UltiMaker)は本日、高品質の精度、セキュリティ、信頼性を維持しながら生産性を大幅に向上するように設計された次世代ソリューションであるUltiMaker S8 3Dプリンタの発売を発表しました。

The UltiMaker S8 delivers up to 4x more productivity and improved part quality, without sacrificing security, reliability or ease of use.
UltiMaker S8は、生産性を高めるために設計され、最大速度500mm/s、最大加速度50,000mm/s2まで対応可能です。新しいUltiMaker Cheetahモーション・プランナー、大流量プリント・コア、改良されたフィーダー・システムなどの先進機能を搭載したUltiMaker S8は、前モデルS7の最大4倍の生産性を実現します。これらの機能の組み合わせにより、新型プリンタは部品の品質を損なうことなく、従来よりも迅速に部品を供給することができるため、短納期を必要とするビジネスに最適です。
要求の厳しい用途に対応するよう設計されたUltiMaker S8は、エンジニアリング・グレードの材料を使用した高強度、高性能パーツのプリントに優れています。S8はデュアル・エクストルージョン(二重押し出し)に対応しており、ユーザは1回のプリント・ジョブで複数の材料を使用した複雑なパーツを作成できます。S8は、UltiMaker Marketplaceで300種類以上の素材から選択できるアルティメーカーの幅広い素材に対応しており、その中には耐摩耗性、180℃までの耐熱性、PFASフリーの性能を持つ新しいコポリマー、UltiMaker Nylon CF Slideも含まれています。
現在、UltiMaker Digital FactoryでCura Cloudが利用可能になりました。この新しいクラウド・スライサーは、世界で最も選ばれているスライサーであるUltiMaker Curaで動作します。Digital Factoryは、3Dプリント・プロセスのすべてのステップを合理化するように設計されており、Cura Cloudを使用することで、スライス、管理、プリントのすべてを1つのプラットフォームから行うことができます。Cura Cloudは、ワークフローを強化し、よりスムーズで効率的なプロセスを生み出す独自の要素を追加します。また、Digital Factoryは、ユーザのニーズに合わせてカスタマイズされたオプションを提供することで、生産性を高めるためのさまざまなサブスクリプション・プランを提供しています。S8は、プロトタイプの製造であれ、生産可能なコンポーネントの製造であれ、現在市販されている他のプロフェッショナル3Dプリンティング・ソリューションにはない柔軟性を提供します。
「UltiMaker S8は、Sシリーズの遺産をベースに大幅な改良が加えられており、3Dプリンティングの新たなスタンダードとなると信じています」とアルティメーカーのプロダクト・マネージャーであるMarc Uyttenboogaard氏は述べています。「S8は、印刷速度、信頼性、精度の向上、強化されたセキュリティ機能、接続性の改善、そして2材料対応の機能を実現するように設計しました。Digital FactoryおよびCuraと統合されたS8は、にシンプルで安全かつ効率的な3Dプリント体験をユーザに提供します。」
UltiMaker S8の主な特徴は以下の通りです:
生産性の向上と印刷品質の向上:UltiMaker S8の心臓部には、新開発のパワフルなエレクトロニクス・プラットフォームが搭載されており、UltiMaker S7の最大5倍の処理能力を実現します。UltiMaker Cheetahはモーション・コントロールを強化し、0.15mm ± 0.15%の精度を実現し、一般的に高速で発生するリンギング、ブロブ、機械的ストレスなどの問題を解消します。UltiMaker Cheetahにより、S8は従来機と比較して最大4倍の印刷速度を達成し、高性能な生産タイムラインを実現します。S8では、ホットスワップ可能なAA+およびCC+プリント・コアが導入され、プリンタの高速化に合わせて高フローに設計されています。新しいコアは2.5倍のフローを実現し、複合材やエンジニアリング・グレードの材料印刷の効率と品質を向上させます。新たに設計された硬化フィーダー・モジュールは、より優れた材料制御を提供し、高速での信頼性の高い性能を保証します。このイノベーションは、品質を損なうことなく多様な材料を扱うプリンタの能力を最適化します。
シームレスなアルティメーカー・エコシステム統合:S8はDigital Factoryとシームレスに統合され、最小限の労力で最適化されたワークフローを実現します。Digital Factoryでは、どこからでも簡単かつ安全に印刷ジョブを管理できます。個人からグローバルな組織まで、ユーザ向けのプリセットおよびカスタム・サブスクリプション・オプションにより、Digital Factoryは、3Dプリント・ワークフローと、チームやタイムゾーンを超えたコラボレーションの合理化を支援します。デスクトップからクラウドへのCuraの拡張は、強力なスライサーをDigital Factoryのすべてのユーザが利用できるようにします。さらに、デスクトップ版で利用可能な最新のCura 5.10ベータリリースには、ユーザのプロセスを合理化するために最適化された印刷および素材プロファイル設定が付属しています。
UltiMaker Marketplaceでの汎用性:新しいUltiMaker Nylon CF Slideは、トライボロジー性能が鍵となる産業用途向けに設計された画期的なナイロン612 CFコポリマーです。PFASフリーの高性能フィラメントで、優れた耐摩耗性、アニール後の180℃までの温度安定性、40MPaを超えるZ引張強度を実現します。この新素材は、複雑なカスタム設計におけるPOMの代替に最適で、摩擦を低減し、可動部品の寿命を延ばす能力が実証されています。また、UltiMaker Marketplaceとの互換性により、好みの材料を自由に試すことができます。
将来を見据えた生産:完全に刷新されたエレクトロニクス・プラットフォームを搭載したS8は、前モデルの5倍の処理能力を備えています。この処理能力の大幅な向上により、プリンタはモーション・プランナーの要求に対応し、将来のアップデートにも対応できるようになり、長期的な生産性を提供します。
「人気のSシリーズの次世代機であるUltiMaker S8が、当社の成長する3Dプリンティング・エコシステムに加わることをうれしく思います」とアルティメーカーのCEOであるMichiel Alting von Geusau氏は述べています。「S8は、ビジネスの革新と成長を可能にするソリューションを提供するという当社のコミットメントを反映しています。お客様を念頭に置いて構築されたアルティメーカーのエコシステムは、顧客とパートナーに永続的な価値を提供すると同時に、生産を強化するように設計されています。」
詳細については、3月11日10:00(東部標準時) / 15:00(中央ヨーロッパ標準時)に開催されるUltiMaker S8発表ショーケースにご参加ください。アルティメーカーの幹部が、S8の高度な機能、新しいナイロンCFスライド、そしてイノベーションを推進するために3Dプリンティングでビジネスを可能にし続けるための同社の道のりについて説明します。ショーケースはこちら:https://youtu.be/H-JjoWVgbd8
S8の詳細については、http://ultimaker.com/3d-printers/s-series/ultimaker-s8/をご覧ください。
アルティメーカーについて
アルティメーカーは3Dプリンティングのグローバル・リーダーとして、製造、製品開発、教育の未来を形作ることに注力しています。市場で最も広範な3Dプリンティング素材のポートフォリオの一つである最新鋭の3Dプリンティング・ソリューションを幅広く揃え、かつ3Dソフトウェア・プラットフォームをリードするアルティメーカーは、業界の枠を超えてイノベーションの道を開いています。
同社はまた、教育分野に特化した唯一の3Dプリンティング・ブランドMakerBotも提供しています。人気の高いSketchシリーズを通じて、MakerBotは教室での学習、教育の向上、スキル開発のために調整された最も包括的なエコシステムを提供しています。
アルティメーカーは、信頼性、精度、革新性に重点を置き、可能性の限界を押し広げるためにお客様をサポートしています。
詳細については、http://www.ultimaker.com/www.ultimaker.comをご覧ください。
Cura、Cura Cloud、Digital Factory、MakerBot、Method、およびUltiMakerはUltiMakerの商標または登録商標です。その他すべての商標は、各所有者に帰属します。
写真:https://mma.prnewswire.com/media/2638691/UltiMaker_S8.jpg
ロゴ:https://mma.prnewswire.com/media/2534753/5209595/Ultimaker_BV_Logo.jpg