
ホマベイ(ケニア)、2025年3月20日 /PRNewswire/ — Kenya DigiTruckプロジェクトのパートナーと研修生が3月17日、ホマベイで290人の若者の卒業を祝いました。
6週間にわたるトレーニングは、ファーウェイのデジタル・インクルージョン・イニシアチブ「TECH4ALL」のもとで実施されました。その期間中、143人の女性と147人の男性が、現代のデジタル社会を安全かつ自信を持って利用するために必要なデジタル・スキルを習得しました。コースの内容は、コンピューター・リテラシー、デジタル・マーケティング、起業家精神、金融リテラシー、サイバーセキュリティに重点を置いたものです。
「デジタル・スキルはもはや選択科目ではなく、必修科目です。オンライン・ビジネスを始めるにせよ、リモートで仕事をするにせよ、テクノロジーを活用するにせよ、デジタル・リテラシーがあれば、色々なチャンスが生まれます」と、ケニア内務治安・国家行政局(State Department for Internal Security and National Administration)の主任秘書官であるRaymond Omollo博士(C.B.S.)は述べています。
完全に太陽光発電からエネルギーを貰い、ワークステーション、インターネット接続、デジタル・ツールを装備したDigiTruckは、トラックの荷台に搭載された移動教室で、遠隔地の手の届きにくい地域にも車で行くことができます。ケニアで2019年に開始されて以来、DigiTruckプログラムは、若い求職者、女子、女性を中心に、36の郡で6,030人の若者に無料のトレーニングを提供してきました。2024年だけで、1,648人の研修生のうち906人が女性でした。
「60を超える大学やTVETとの大学トレーニング・パートナーシップに加え、私たちは、正規の教育を受けていない若者や農村部の若者にも手を差し伸べるため、DigiTruckを運営しています。デジタル・スキルは、今日の経済ではすべての人にとって本当に必要なものであるため、研修生の男女比が均等になったことを誇りに思います」とファーウェイのガバメント・アフェアーズ&ポリシー・ディレクター、Adam Lane氏は述べています。
DigiTruckは、ファーウェイ、ケニアの情報通信・デジタル経済省傘下のICT局、青少年省、国家青少年評議会、ケニア国家イノベーション庁、サファリコム(Safaricom)、Computers for Schools Kenya、その他の地元パートナーとのパートナーシップ・プロジェクトです。
このプロジェクトは、同国の「ボトムアップ経済変革アジェンダ(Bottom-Up Economic Transformation Agenda)」と「デジタル・スーパーハイウェイ・アジェンダ(Digital Superhighway Agenda)」に沿ったものです。また、デジタル・デバイドの解消、将来のデジタル・リーダーの育成、創造的経済の発展に対するケニア政府のコミットメントも反映されています。たとえば、ホマベイで実施されたトレーニング・コースでは、参加者にコミュニティの課題に対する実践的な解決策をデザインするよう促すイノベーション・コンペティションが行われました。コンペティションの受賞者は、医療サービス提供の促進、地元の採石場労働者の生活改善、オンラインの安全性とサイバーセキュリティに対する意識の普及を目的としたデジタル・ソリューションを開発しました。
DigiTruckの卒業生は、ICTコースへの入学率を高め、デジタル起業家精神を向上させ、農村部でのデジタル導入を促進すると期待されています。
DigiTruckは、ファーウェイのTECH4ALLイニシアチブの下で実施されている「Skills on Wheels」プログラムの1つです。2024年末までに、「Skills on Wheels」は20か国の11万人以上にデジタル・スキルとサイバーセキュリティの意識向上のためのトレーニングを提供し、移動教室の走行距離は5万キロを超えました。
TECH4ALLについて
TECH4ALLは、ファーウェイが行なっている長期的なデジタル・インクルージョンの取り組みであり、行動計画です。革新的な技術とパートナーシップによって可能となるTECH4ALLは、デジタル世界におけるインクルージョンとサステナビリティを実現するよう設計されています。
ファーウェイのTECH4ALLに関するウェブサイトについては、以下をご覧ください:https://www.huawei.com/en/tech4all
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