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パリ, 2025年3月25日 /PRNewswire/ — 欧州の将来有望なテック企業を初期段階および成長段階で支援する投資会社ファウンダーズ・フューチャー(Founders Future)は、MACSF、ダッソー(Dassault)グループ(Financière Dassault)、およびCMA CGMグループ(CMA CGM Group)に対し、株式資本の25%を開放することを発表しました。この戦略的な転換点の目的は、ファウンダーズ・フューチャーが2030年までに運用資産総額を10億ユーロに到達させること、そして2025年末までに米国オフィスを開設することにあります。
ファウンダーズ・フューチャー:欧州における起業家向けファイナンスの主要プレイヤー
ファウンダーズ・フューチャーは、2018年にマルク・メナセ氏によって設立され、これまでに110社以上の企業と300人以上の起業家を支援し、ウォータードロップ(Waterdrop)、オーディオン(Audion)、リディア(Lydia)、アルマ(Alma)、テイスター(Taster)、ヴィージョン(Veesion)といった欧州発の成功事例に貢献してきました。起業家、大手グループ、そして機関投資家からなる共同体の支援を受ける同グループは、総額55億ユーロの価値を有し、売上高は9億5,000万ユーロ、創出された雇用は6,000人に上ります。
運用資産3億ユーロ、4人のパートナーからなる経営陣を擁するファウンダーズ・フューチャーは、フランスおよび欧州における最も活発なベンチャーキャピタルの上位10社の一角を占めています。同グループは、シード、グロース、共同投資に注力し、応用型AI、フィンテック、気候テック、SaaSといった分野における次世代のリーダーの資金調達を支援しています。
MACSF、ダッソー、CMA CGMの参画により、ファウンダーズ・フューチャーは新たな投資戦略の導入を通じてプラットフォームモデルを展開し、米国市場への進出を加速させることが可能となります。また、ファウンダーズ・フューチャーは流通チャネルのさらなる拡充を図るとともに、機関投資家および個人投資家の間でプライベートエクイティの民主化を推進する意向を示しています。
米国での事業拡大:オフィス開設およびグロースファンドの立ち上げ
国際展開の一環として、ファウンダーズ・フューチャーは2025年末までに米国にオフィスを開設し、米国市場を対象としたグロースファンドを立ち上げることを発表しました。
この取り組みは、欧州の投資家に米国のテックエコシステムへの特別なアクセスを提供すると同時に、ファウンダーズ・フューチャーが保有する欧州のポートフォリオ企業の米国市場進出を加速させることを可能にします。具体的には、ウォータードロップ、ユカ(Yuka)、ヴィージョン、オミ(Omi)などの企業の大西洋横断的な市場参入を支援します。
同社は、欧州におけるイノベーションとビジネスチャンスに関する独自の視点を提供することで、米国の投資家に欧州の起業家精神を紹介することを目指しています。また、データブリックス(Databricks)やエズラ(Ezra)などの米国のポートフォリオ企業が欧州で事業を拡大するのを支援する計画です。
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プレス関係者向け問い合わせ先:
バティスト・マラルド
b.mallard@the-arcane.com