
アラブ首長国連邦ドバイ, 2025年7月29日 /PRNewswire/ — 中東・アフリカ・南アジア(MEASA)地域における世界有数の金融ハブであるドバイ国際金融センター(DIFC)は、2025年上半期に過去最高の業績を達成したことを発表しました。これにより、同センターが金融の未来とドバイ経済アジェンダ(D33)の推進に貢献していることが改めて示されました。
2025年上半期、DIFCには過去最多となる1,081社の新規登録アクティブ企業が加わり、センター全体のアクティブ登録企業数は7,700社に達しました。現在、DIFC には47,901人の専門職が勤務しています。
金融サービスの認可件数は前年同期比で28%増加し、2024年上半期の61件から2025年上半期には78件となりました。
DIFC のバンキングおよび資本市場クラスターには、1年前の247社から増加し、現在は289社が所属しています。ウェルス・アセットマネジメント分野の企業数は、2024年上半期の370社から440社へと増加し、前年比で19%の成長を記録しました。この中には85のヘッジファンドが含まれており、そのうち69ファンドは10億ドル規模のファンドです。DIFC からは、1万本以上のファンドが運用または販売されています。
さらに、ファミリービジネス関連の事業体は、1年前の600社から増加し、現在では1,035社がDIFCを拠点に事業を展開しています。DIFC におけるファウンデーションの数は加速的に増加しており、2024年上半期の548件から842件へと増えました。
DIFC には、保険関連企業が135社拠点を構えています。保険料収入総額は、前年の26億米ドルから増加し、2024年には35億米ドルに達しました。
FinTechおよびイノベーション関連企業の数は、2024年上半期の1,081社から1,388社へと増加し、28%の急成長を遂げました。
非金融系のアクティブ企業数は、1年前の4,935社から6,335社へと増加しました。
H.E.DIFC総裁 Essa Kazim氏 は次のように述べました:「DIFCは、金融サービス分野の拡大と多様化を支える主要な推進力として、ドバイの経済成長を牽引し続けています。あらゆる分野における安定した業績と高まる国際的地位は、イノベーションの支援、世界的な資本の誘致、そしてドバイを世界で最も競争力があり多様性に富んだ経済の一つとして確立するという私たちの取り組みをさらに強化するものです。」
ドバイは、ロンドン、ニューヨーク、パリと並び、金融業界のあらゆる分野において「広範かつ深い」機能を備えている世界で8つの都市のうちの1つとして、グローバル金融センター指数(Global Financial Centres Index)に位置付けられています。
現在、160万平方フィートを超える商業スペースが開発中であり、需要に応えるために建設が加速されています。新たな商業スペースは、2026年第1四半期から入居可能となる予定です。
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