メルボルン(オーストラリア)、2024年11月1日 /PRNewswire/ — 世界をリードする商用車メーカー、宇通客車(「Yutong」、SHA:600066)は、公共交通機関の変革に向けた先進的なソリューションでグリーン・モビリティを推進し、このほどオーストラリアで1回のフル充電で555キロメートル走行するというバッテリ耐久性と走行距離のチャレンジを終えました。
 
Think Eco, Move Green: Yutong Bus Completes Battery Mileage Challenge in Australia, Promotes Electric Transformation of Public Transport with Groundbreaking Technology Platform
2年半運行されているYutong C12E完全電動バスが、メルボルン郊外プレストン~キアマ間の往復285キロメートルをバッテリ残量50%、電力消費量0.63 kWh/kmで無事完走しました。バスは、市街地道路、高速道路、山道など、さまざまな道路状況を走行しました。
「公共交通の電動化には、走行距離制限、バッテリの安全性、充電効率、運行の信頼性、コスト効率など、多くの課題とボトルネックがあります。完全電気バスの開発では、それらに取り組む必要があります。宇通は、『Think Eco, Move Green(エコを考え、グリーンに行動)』という目標を掲げ、継続的な技術・製品革新を通じてグリーン・モビリティ・ソリューションを提供することに尽力しています」と宇通アジア太平洋地域CEO、Kent Chang氏は述べています。
C12Eは、進化と拡張が可能なソフトウェアとハードウェアを統合した業界初のEV専用プラットフォームとして9月にアジア太平洋市場でリリースされたYutong Electric Architecture(YEA)テクノロジー・プラットフォームと連携しています。YEAは、幅広い移動シナリオに適応し、経済的で耐久性があり便利なソリューションを顧客に提供できる、さまざまな新エネルギーおよび商用車製品を開発する能力を備えています。
- より経済的:業界の同業他社と比較して航続距離が10パーセント長く、運用コストが20パーセント削減されます。
- より耐久性が高い:稼働率が99%、バッテリ寿命が最大150万キロメートルに達し、安全で安定した動作を保証します。
- より便利:インテリジェントな機能により、24時間の信頼性で管理を支援します。
YEAテクノロジー・プラットフォームのリリースと並行して、宇通客車は、ブリスベンでグリーン・トラベル・ウィークを主催し、持続可能な交通とコミュニティの関与の重要性をあらためて示しました。このイベントの目的は、電気自動車などの環境に優しい交通手段が持続可能な地球の構築にどのように貢献するかについて、一般の認識を高めることです。また、革新的なテクノロジーを活用し、世界中のすべての人、そして地元の関係者にグリーン交通のメリットを広めるという宇通客車の理念を伝えることも目的としています。ブリスベン市議会の支援を受けたこの取り組みは、環境に優しい旅行の選択肢を市民に受け入れてもらうきっかけとなりました。