常州市(中国)、2024年11月1日 /PRNewswire/ –太陽光エネルギー分野におけるイノベーションで世界をリードするTrinasolar(トリナ・ソーラー) は、量産仕様の大面積210×182 mm²N型i-TOPCon両面受光セルが25.9%の変換効率を達成し、大面積量産TOPCon太陽電池セルの新記録を樹立したと発表しました。これは、ドイツのハメリンにある太陽エネルギー研究所(ISFH CalTeC)による第三者認証機関で確認されています。トリナ・ソーラーがセル/モジュールの変換効率や出力において樹立・更新した世界記録は、今回で27回目に達し、同社のイノベーション力と業界リーダーシップを示すものとなりました。
記録を達成した太陽電池セルは、トリナ・ソーラーが業界標準化を推進した210×182 mm²黄金比の革新的な長方形ウエハーデザインを採用しています。シリコン基板は、高い少数キャリアライフタイムを持つN型リン添加単結晶シリコンウエハーです。トンネル酸化物パッシベーションコンタクト、ホウ素ドープエミッタ、光トラッピング、高精細電極印刷技術などの最先端技術を融合することで、量産仕様のN型i-TOPConセル両面受光セルの表面セル変換効率の25.9%を実現しました。
「研究チームの素晴らしい成果を発表できることを嬉しく思います。この記録は、量産仕様TOPConセルの新記録であり、2017年からフラウンホーファーISEによって維持されてきたN型TOPConセルの世界記録も更新しました。」と、トリナ・ソーラーの副社長であるChen Yifeng博士は述べました。「TOPCon技術は現在の太陽光発電業界でデファクトスタンダードとなりつつあり、成熟したサプライチェーン、優れた顧客価値、そして低コストを実現する技術です。今回の成果は、TOPCon技術のさらなる可能性を示しています。」
トリナ・ソーラーはN型技術の先駆者として、2015年にTOPConの研究開発を開始し、i-TOPCon技術の量産化をリードしてきました。同社はTOPConの最先端技術の開発に揺るぎない姿勢を保ち、新技術のアップグレードを続けており、TOPCon分野における技術的リーダーシップと持続的進化を続けています。7月までにTOPCon技術に関する500件以上の特許を保有しており、この分野で業界トップの地位を築いています。