
![]() |
北京、2025年10月1日 /PRNewswire/ — SANYグループは、2025年9月17日から20日にかけてジャカルタで開催された「Mining Indonesia 2025」に出展し、最新の大型鉱山機械や先進的な製造技術を披露しました。同展示会では、高容量かつ電動化を取り入れた統合型ソリューションを披露し、鉱山事業における信頼性・安全性・持続可能性への取り組みを示しました。
SANY Showcases Integrated Green Solutions at Mining Indonesia 2025
次世代機器 ― クリーン・エネルギーを採用
SANYは、インドネシアの多様な稼働環境に対応し、同国の脱炭素化の重点課題に沿った最新の鉱山機械ラインナップを発表しました。掘削から運搬、関連インフラに至るまで鉱業サイクル全体をカバーする設計で、SANYが掲げる高性能・高信頼の提供を体現しています。
露天掘り向けには、SY750およびSY1250H鉱山用ショベルとSKT130S鉱山用ダンプトラックを発表。高出力エンジンを備える一方で、燃費効率や環境負荷の低減にも配慮した設計が特長です。さらに、電動式の運搬車やトラクター、ローダーなどゼロエミッション・モデルもフルラインナップで公開し、鉱業の近代化と脱炭素化を進めるインドネシア市場を後押しします。これらの新製品は、クリーン・エネルギーを活用した鉱業ソリューションにおけるSANYの専門性の高さを物語っています。
ローカルパートナーシップの拡充 ― 長期的成長を支援
会期中、SANYはインドネシアの大手鉱山事業者と新たに契約を締結しました。同展示会での成果としては過去最大規模で、契約額は20億元を突破しました。同社は2008年にインドネシア市場へ参入して以来、累計で4万3,000台以上の機械を納入し、そのうち約2万6,000台のショベルが現在も稼働中です。こうした実績は現地採用を中心とした人材体制に支えられており、SANYは今後も現地生産とサービス体制を強化して持続的な成長を目指します。なかでもとりわけ注目されるのが、インドネシアに設立された「ライトハウス工場」です。建設・鉱山機械業界で、中国のスマート製造基準を海外で初めて導入した工場であり、デジタル化・自動化生産の世界的なモデルとなっています。ある大手鉱山会社の調達責任者は、契約調印の場で「SANYの機器は耐久性が高く、アフターサービスも迅速です。当社の事業に欠かせない信頼性を提供してくれています。」と語りました。
SANYグループは今後もインドネシアのインフラ開発や持続可能な鉱業推進を支援していく方針です。地域における製品ラインナップとサービス網をさらに拡充し、製造力と技術力を活かして長期的な価値と信頼性を提供していきます。