
中国泰安、2025年10月2日 /PRNewswire/ –もとの記事はHong Kong Business Today(香港ビジネス・トゥデイ)山東支局によります。中華人民共和国建国76周年にあたる10月1日、1万3千人の観光客が泰山に集まり、国旗掲揚、日の出鑑賞、愛国歌謡の合唱を通じてこの記念日を祝いました。
午前5時、泰山は既に観光客で賑わい、全員が小さな国旗やステッカーを手に、涼しい山風の中で静かに日の出を待っていました。午前6時5分、赤い太陽が昇り、山々に金色の光を投げかけました。観光客はのびのびと旗を振り、カメラのシャッター音と歓声が入り混じり、この感動的な瞬間を捉えました。
山東省泰安市から来た観光客のSun Jingさんは、「子供にこの儀式的な雰囲気を体験させ、祖国の美しい風景と祝日の意義を覚えてもらいたいと思って、わざわざ連れてきました」と話しました。旗竿の下で小さな国旗を持って記念撮影をする子供の姿は、彼女にとって最も美しい国慶節の風景でした。
同時に太平頂でも国旗掲揚式が行われました。国歌「義勇軍進行曲」が流れる中、五星紅旗がゆっくりと掲揚されました。参列者は皆厳かに立ち、一斉に国旗に向かって敬礼し、山々に響き渡る声で国歌を斉唱しました。「泰山の頂で国旗が掲揚される様子を見ると、『国は平安で民は安泰』という言葉の本当の意味が実感できます。」と、この式典に何年も連続で参加している泰安風景区の職員は振り返りました。
「観光客の安全を守ることが、私たちから祖国への祝福です」と語るのはMount Taishan Fire and Rescue Station(泰山消防救助局)のZhang Kang副所長です。副所長は11年連続で国慶節の連休を山頂で過ごし、掲揚式の直後から一連の祝日の警備任務に就きました。
掲揚式後、「歌唱祖国」「我和我的祖国」「中華之愛」の旋律が空に響き渡りました。観光客は国旗を振りながら合唱し、無数の国旗が輝く中、愛国心が原動力へと変わり、国の平和と繁栄を共に祈りました