
広州(中国)、2025年10月17日 /PRNewswire/ — GDTodayのニュースレポート:
フィジーでは、かつてキノコ栽培は不可能と考えられていました。しかし中国発の「菌草(Juncao)」と呼ばれる技術により、それが可能となりました。フィジーの農家は、木を伐採せずに食用キノコを持続可能な方法で栽培できるようになったのです。
China-Pacific Island Countries Juncao Technology Demonstration Centerでは、現地農家がこの技術を基礎から学んでいます。これまでに同センターは65回の研修を実施し、2800人以上の技術者を育成。プログラムを他の太平洋諸国へ拡大中です。
多くの農家にとって、菌草(Juncao)栽培は安定した収入と新たな機会を意味します。月収2,000フィジー・ドル(約20万円)に達することもあります。
生計向上に加え、菌草(Juncao)は土壌侵食対策や荒廃地の回復にも貢献しています。
今回の取材で、SouthのジャーナリストLiu Xiaodi氏はフィジーにあるChina-Pacific Island Countries Juncao Technology Demonstration Centerを訪れ、この「中国から来た草」が現地の生活をどう変えているのかを探ります。