ジャカルタ(インドネシア)、2025年11月5日 /PRNewswire/ — PT Bank Rakyat Indonesia (Persero) Tbk(IDX: BBRI)は2025年第3四半期に41兆2000億ルピアの純利益を計上しました。Hery Gunardi社長は10月30日にジャカルタで開催された第3四半期決算記者会見(Q3 Financial Performance Press Conference)でこの結果を発表しました。
Hery氏は、BRIの業績は安定したマクロ経済環境の恩恵を受けたと指摘しました。「資金調達コストの低下、流動性の改善、融資需要の増加が成長の潜在力となっています」と同氏は述べています。
BRIの総資産は前年比8.2%増の2,123.4兆ルピア、貸出金は同6.3%増の1,438.1兆ルピア、第三者資金は同8.2%増の1,474.8兆ルピアに達しました。当座預金・普通預金比率は67.6%に改善し、資本と資産の質は引き続き堅調でした(自己資本比率25.4%、不良債権比率3.08%)。
デジタルバンキングは成長を続けており、BRImoユーザー数は前年比19.4%増の4,440万人、取引高は25.6%増の5兆671億ルピアに達しました。Qlolaは前年比35.4%増、加盟店取引とQRIS取引はそれぞれ前年比20.8%増、133.1%増となりました。
BRIは、コミュニティの福祉と経済的回復力を強化する国家的な取り組みを支援するため、政府の包括的経済成長とMSMEのエンパワーメントに関するアジェンダに参加しています。BRIは「人民ビジネス信用(People’s Business Credit、KUR)」プログラムを通じて、280万人の借り手に130兆2000億ルピアを融資しました。またBRIは「無料栄養食プログラム(Free Nutritious Meal Program)」を支援し、3854カ所のコミュニティキッチンに1044億ルピアを提供しました。
さらに、BRIは、「300万戸住宅プログラム(Three Million Homes Program)」を通じて、11万の低所得世帯に 15兆700億ルピアの住宅ローンを提供し、社会福祉と金融へのアクセス向上に貢献しました。また、370万人の受益者に2兆2500億ルピアの賃金補助(Wage Subsidy Assistance、BLT)を支給し、「メラ・プティ村協同組合プログラム(Merah Putih Village Cooperative Program)」を支援しました。
政府の取り組みと並行して、BRIのエンパワーメント・プログラムは、地域経済の強化を続けています。Ultra Micro Holdingを通じて、このエコシステムは現在、3,450万人の借り手と1億8,500万の普通預金口座にサービスを提供しています。BRILink Agentネットワークは、66,000の村に120万の代理店を擁するまでに拡大し、1兆2,935億ルピア相当の取引を促進し、遠隔地における金融アクセスを橋渡ししています。一方、BRILianビレッジ(BRILian Village)プログラムは4,909の村に拡大し、コミュニティベースの開発を促進しています。KlasterkuHidupkuは41,715のビジネスクラスターの強化を続けています。LinkUMKMは、デジタル市場へのアクセスを提供することで、1,360万のMSMEのエンパワーメントに貢献しています。BANK BRIの詳細については、www.bri.co.idをご覧ください。
