![]() |
香港がトップの座を獲得、中国本土がインドを抜いて最多の選出
ロンドン, 2025年11月7日 /PRNewswire/ — QS Quacquarelli Symondsは本日、QS世界大学ランキング:アジア(QS World University Rankings: Asia) 2026を発表しました。今回のランキングは、アジア地域が規模を拡大し、教育・研究の質が多様化し、研究と国際的な連携が加速する現状を明らかにしています。
The University of Hong KongがPeking University(2位)を抜いて1位に浮上しました。Nanyang Technological UniversityはNational University of Singaporeと並んで3位に浮上しました。今年のランキングでは、25の高等教育システムにわたる1,500以上の教育機関を評価しており、これには550以上の新規参入機関も含まれており、これまでで最も広範囲にわたる評価となっています。
中国本土は現在、ランクインした大学395校でトップとなり、インド(294校)を上回りました。その後に、日本(147校)、韓国(103校)が続いています。香港特別行政区はアジアのトップ10大学のうち5校を迎え、過去最高の成績を記録しました。
|
アジアのトップ10大学 |
||
|
2026 |
2025 |
機関 |
|
1 |
2 |
The University of Hong Kong |
|
2 |
1 |
Peking University |
|
=3 |
4 |
Nanyang Technological University |
|
=3 |
3 |
National University of Singapore |
|
5 |
5 |
Fudan University |
|
6 |
11 |
The Hong Kong University of Science and Technology |
|
=7 |
10 |
City University of Hong Kong |
|
=7 |
6 |
The Chinese University of Hong Kong |
|
9 |
7 |
Tsinghua University |
|
10 |
17 |
The Hong Kong Polytechnic University |
注目点
- インドは研究の生産性と博士号取得者数で輝いています
- マレーシアは、この版で最も改善された高等教育システムの1つです。
- 韓国はシステム全体の強さを示し、中国と並んでトップ20の順位が最も多く、トップ100の15大学のうち12大学で成績が向上しました。
- 日本は、東京大学(26位)を筆頭に、教育の質と研究の影響力において依然としてベンチマークとなっています。
- 台湾では、National Taiwan University(23位)を筆頭に、トップ10の大学のうち7校が順位を上げました。
- タイはトップ50から脱落したものの、順位が下がる大学よりも順位が上がる大学の方が多い結果になりました。
- Vietnam National Universityが同国トップの大学として浮上しました。
- インドネシアのトップ10大学は学術面でも雇用者側でも評判が上がり、同国の地域的影響力の強化に貢献しています。
- パキスタンは、82の大学がランクインしており、アジアで6番目に多い高等教育システムを有しています。
- フィリピンは、前回より11校多い35校がランクインし、画期的な成果を収めました。
- カザフスタンは中央アジアで最も大きな存在感を示しており、同地域のトップ100に入る大学3校すべてを擁しています。一方、ウズベキスタンのトップ大学はランクを大幅に上げました。
QSの上級副社長Ben Sowter氏は次のように述べています。
「アジアの高等教育は多様性とダイナミズムに満ちています。中国、韓国、シンガポールなどのシステムが卓越性を強化している一方、インドネシア、タイ、ベトナムなどの国々も、構造的および資源上の課題にもかかわらず急速に進歩しています。この地域の発展は、大きな可能性と複雑さの両方を反映しています。」
ロゴ – https://mma.prnasia.com/media2/2429773/5597560/QS_Quacquarelli_Symonds_Logo.jpg?p=medium600
