- アジア太平洋地域の調査によると1つで、年間支出の約3分の1(27%)を占めている。
- シンガポールの回答者は、アジア太平洋の他の国の回答者と比較して、旅行に最も出費している 年間1万米ドル超)。
- 航空旅行の需要はますます増加しており、アジア太平洋地域の回答者は年間約6回の往復旅行をしている。
シンガポール、2024年11月19日 /PRNewswire/ — 空港体験、ロイヤルティおよび顧客エンゲージメント・ソリューションを提供するグローバルリーダーで、プライオリティ・パスを所有および運営するコリンソン・インターナショナルは本日、アジア太平洋地域における最新の調査「2024年旅行特典および顧客エンゲージメントに関するレポート」を発表しました。本レポートは、アジア太平洋地域の14市場で7,250人の回答者を対象に調査を行い、同地域における旅行者の行動、認識、嗜好を分析しました。主要な調査結果によると、旅行は全市場で回答者の最も高い支出カテゴリーの1つであり、年間支出のほぼ3分の1を占めています。これは、食料品と小売店の買い物を合計した「日常支出」カテゴリーに匹敵します。
本調査により、東南アジアが新たな旅行大国であることも明らかになりました。シンガポール在住回答者の年間旅行支出額は10,619米ドルで、中国本土(5,014米ドル)や日本(4,529米ドル)の2倍近くになっています。東南アジアのマレーシアとタイの調査回答者も、旅行にかなりの年間費用を支出しており、それぞれ5,939米ドルと5,548米ドルを予算としています。
この調査結果について、コリンソン・インターナショナルのビジネス・ソリューション・アジア太平洋担当バイスプレジデント、Rohan Bhalla氏は次のように述べています。「我々の調査は、旅行が消費者支出の主要な原動力であることを明らかにしました。この「旅行の喚起」は、東南アジアの調査回答者で特に強く、この地域が次の旅行大国になる準備がいかに整っているかをさらに示しています。インド人アウトバウンド旅行者の増加や待望の中国人アウトバウンド旅行者の復活だけでなく、我々は東南アジアの旅行市場の潜在能力を無視すべきではありません。東南アジアは、パンデミック前に4,000万人を超える出国者と530億米ドルのアウトバンド旅行支出を生み出したダイナミックな地域です[1]」
アジア太平洋地域の消費者は、より多くの旅行を求めているだけでなく、より充実した体験を望んでいます。アジア太平洋地域の回答者は、平均して旅行に年間4,763米ドルを費やしています。国内往復旅行の平均支出は米700ドル、海外旅行の平均支出は2,000米ドルです。旅行に関連するクレジットカードの特典で最も重視するものを尋ねたところ、回答者の44%が空港ラウンジへのアクセスを挙げており、優先セキュリティ・チェック(11%)や空港送迎(9%)といったサービス重視の特典を上回りました。
実際、アジア太平洋地域の回答者の90%が、年会費のかかるクレジットカードに付帯する旅行特典に期待するものとして、空港ラウンジへのアクセスを挙げています。回答者の89%が、現在所有しているカードで空港ラウンジへのアクセス・プログラムがオファーされなくなった場合、その特典を付帯する新しいカードへの切り替えを検討すると回答しました。特に、日本(96%)、マレーシア、台湾地域(ともに92%)、フィリピン、シンガポール(ともに91%)でこの意向が強く示されました。
本レポートによると、回答者の92%は、決済カードに旅行関連のリワードや特典があれば、日常支出や旅行費用の支払いに使用する可能性が高いと回答しています。特に、回答者の45%は、どのクレジットカードに入会するかを決定する際、最も重要なものとして旅行特典を挙げています。日常のリワード、カードに付帯するステータス、入会時ボーナスなどの特典よりも、旅行特典を重要視しています。特に、日本(56%)、マレーシア(53%)、タイ(50%)で旅行特典を重視する割合が高くなっています。
本調査では、アジア太平洋地域の旅行者は、空港ラウンジへのアクセスに加えて、旅行中に食事のオファーを利用できるなどの旅行体験を高く評価していることも明らかになりました。タイ、マレーシア、オーストラリア、香港特別行政区、台湾地域、シンガポール、フィリピンの回答者は、最も好む旅行特典のトップ5に「食事のオファー」を挙げています。
「消費者が旅行に対して強く前向きなマインドを持っており、特に金融サービス部門のブランドは、旅行を重要な競争優位性として活用するまたとない機会を得ています」とBhalla氏は述べています。「ラウンジへのアクセス、優先セキュリティ・チェック、空港送迎、食事、免税のオファーなど、旅行や空港関連の特典や体験を顧客エンゲージメントおよびロイヤルティプログラムに統合することで、ブランドは顧客価値の提案をレベルアップし、顧客満足度を高め、競合他社との差別化を図り、測定可能なビジネスインパクトをもたらすことができます」
旅行の急速な回復と旅行者のニーズの進化に対応するため、コリンソン・インターナショナルはアジア太平洋地域の空港ラウンジと旅行体験のネットワークを過去12ヶ月間で15%拡大し、次々とアジア太平洋地域の空港における食事、軽食、リラクゼーションの選択肢を倍増させました。現在、アジア太平洋地域のコリンソン・インターナショナルのプライオリティ・パス・ネットワークは約650の空港ラウンジと旅行体験を利用することができ、そのうち100超が旅行体験となっています。プライオリティ・パスのネットワークは、世界145カ国で1,600を超える空港ラウンジと旅行体験を提供しています。
「2024年旅行特典および顧客エンゲージメントに関するレポート」の詳細については、こちらをクリックしてください。
[1] ヨーロッパ観光委員会(2019年9月):東南アジアのアウトバウンド旅行市場に関する調査 |
調査手法
このレポートのため、データ収集機関のCintが2024年4月16日から25日にかけて、アジア太平洋地域の14市場(オーストラリア、バングラデシュ、中国本土、香港特別行政区、インド、インドネシア、日本、マレーシア、フィリピン、シンガポール、韓国、台湾地域、タイ、ベトナム)で7,250人の消費者を対象に調査を実施しました。これらの消費者は、年会費とリワード/特典があるクレジットカードを所有しており、12ヶ月間に少なくとも飛行機で2回は往復旅行をしています。
コリンソン・インターナショナルについて
コリンソン・インターナショナルは、世界中を安心して旅行できるようにすることを追求する、グローバルな民間企業です。世界の1,400を超える銀行、90の航空会社、20のホテルグループなど、世界有数の決済ネットワークと連携しています。4億人を超える最終消費者に、市場をリードする空港体験、ロイヤルティと顧客エンゲージメント、保険ソリューションを提供しています。
コリンソン・インターナショナルは、世界初の先進的な空港体験プログラムであるプライオリティ・パスを運営しています。1,600を超える空港ラウンジへのアクセスが可能なだけでなく、食事、ショッピング、仮眠、スパなどの旅行体験も145カ国の725の空港で楽しむことができ、旅行を特別なものにするお手伝いをします。