ドバイ(UAE), 2024年11月20日 /PRNewswire/ — DPワールド(DP World)とSailGPが画期的なグローバルロジスティクスにおいて提携を発表し、DPワールドがSailGPのグローバルスマートロジスティクスパートナーに就任しました。この3シーズンにわたる協力により、DPワールドは、シドニー、リオデジャネイロ、ジュネーブなどの象徴的な都市を含む5大陸で開催されるSailGPのイベントに対し、持続可能かつ効率的な輸送ソリューションを提供します。
Left to right: Abdulla Bin Damithan, CEO and Managing Director of DP World GCC ; HE Sultan Ahmed bin Sulayem, Group Chairman and CEO of DP World and Sir Russell Coutts, Co-Founder and CEO of SailGP
この提携は、今週末(2024年11月23日~24日)に開催される「エミレーツ・ドバイ・セイル・グランプリ」(P&Oマリーナズ主催)で初披露されます。このイベントでは、P&Oマリーナズのミナ・ラシッド港を舞台に、同選手権史上最大規模のナショナルチームによるレースが行われ、革新性、効率性、そして持続可能性が前面に押し出されます。
SailGPのマネージングディレクター、アンドリュー・トンプソン氏は次のようにコメントしました。「SailGPは、スポーツ界でも最も複雑なロジスティクスを必要とするイベントの一つであり、レースに必要な何千もの部品を世界中に輸送する必要があります。先進的で業界をリードするDPワールドとの協力により、これらの課題を効率的に管理しつつ、環境負荷を削減することが可能になります。共に、世界規模の物流に新たな基準を確立し、SailGPの興奮を世界中のファンに届けていきます。」
DPワールドのチーフコミュニケーションオフィサー、ダニエル・ヴァン・オッターダイク氏は次のように述べました。「SailGPとの提携を通じて、今後3年間にわたり、よりスマートで持続可能な物流を提供できることを誇りに思います。DPワールドでは、世界クラスの物流ネットワークを活用し、革新、効率性、そして環境の進展を推進することを信念としています。この提携は、持続可能性に対する私たちの共通のビジョンを反映し、スポーツを超えた持続的な影響を創出するものです。」
DPワールドは、78か国にわたる115,000人以上の従業員を擁するグローバルネットワークを活用し、SailGPの包括的な物流ニーズに対応できる体制を整えています。この業務により、同社はSailGPの最先端F50カタマラン12艇、イベント機材、およびレースインフラの輸送業務を請け負います。これらの取り組みでは、海上輸送などの低炭素輸送手段を優先し、最適化されたスケジュールを活用することで環境負荷の最小化を図ります。
DPワールドは、各レースごとにカーボンデータの追跡を行い、正確な報告を確保するとともに、選手権全体のカーボンフットプリントをさらに削減します。
物流面に加え、DPワールドは、すべてのSailGPイベントでのブランド権を享受します。これには、F50のフリート、仮想レースコースのグラフィック、および世界212以上の地域で放映される番組制作が含まれます。
また、この提携はドバイで開催されるSailGPの女子育成キャンプを支援し、競技におけるジェンダー平等を促進するために、特別なトレーニングと練習レースを提供します。
写真:https://mma.prnasia.com/media2/2561560/DP_World_and_SailGP.jpg?p=medium600