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オーストラリア・シドニー、2026年3月27日 /PRNewswire/ — 世界有数の太陽光発電(PV)インバーターおよびエネルギー貯蔵システムのプロバイダーであるSungrowは、シドニーで開催されたSungrow PV & ESSサミット(Sungrow PV & ESS Summit)において、ACブロック設計を採用したPowerTitan 3.0およびHybrid Solutionという最新のイノベーションを発表しました。本イベントには300名を超えるパートナーおよび業界専門家が参加し、オーストラリアのエネルギー転換を形づくる新興技術や市場動向について議論しました。
オーストラリアの大規模電力事業向け再生可能エネルギー分野は、連邦政府のCISインセンティブ、州の目標、そして投資家の高い信頼を背景に急速に拡大しており、全国電力市場(NEM)において大規模バッテリーエネルギー貯蔵システム(BESS)の導入が加速しています。開発者は、より厳格な技術基準に準拠し長期的価値を見据えた、系統支援型の統合プロジェクトを重視する傾向にありますが、依然として、系統強度の不足、電圧不安定性、複雑な系統接続プロセス、承認までの長期化といった課題に直面しています。さらに、グリッドフォーミング機能や高度なモデリングへの要件も高まっています。
PowerTitan 3.0:オーストラリアの電力事業者向けESS市場に最適化
SungrowのPowerTitan 3.0は、系統の弱い環境や高度なグリッドフォーミング要件、そして進化を続けるオーストラリアのエネルギー環境における運用上の実情に対応するよう設計された、次世代の大規模エネルギー貯蔵ソリューションです。
主な特長:
- 高密度アーキテクチャ:600Ah超の積層セルとSiCベースの電力変換システム(PCS)を採用し、4~8時間の柔軟な放電に対応します。
- コンパクトで拡張性の高い設計:各20フィートコンテナに1.78MWのPCSと7.14MWhのバッテリー容量を搭載し、ブロック構成では最大7.2MW/28.5MWh(4時間構成)に対応します。これにより、土地使用量を20%削減し、プロジェクト全体のコストを低減します。
- 高効率と高信頼性:PCSは最大99.3%の効率と120%の連続過負荷運転に対応し、積層型セルによりシステムレベルで92%の往復効率(RTE)を実現します。
- 迅速な導入: ACブロック設計により、工場での事前設置および事前コミッショニングに加え、自動設定機能と自動システム検証を1時間未満で実行可能であり、1GWh規模のプロジェクトをわずか12日間で導入可能です。
- 高耐久性と環境適応性:周囲温度45℃までの環境で稼働可能であり、低騒音(63dBA)、IP55の保護等級、C5の耐腐食性能を備え、過酷なオーストラリアの環境条件に対応します。
Hybrid Solution:DC結合型PVおよびBESS統合の拡大
Sungrowはまた、DC Coupling and AC Coupling Solutionを披露するとともに、1+Xモジュール型インバーターシリーズを組み合わせたHybrid Solutionを発表しました。SungrowのDCカップリング技術は、コスト、機能、性能の面で従来設計を上回ります。主な利点は以下のとおりです。
- 単一プラットフォーム設計:専用のDC/DCモジュールおよびPV-ESS Synergy Management Systemにより、PV、ESS、およびPowerTitan 3.0を一体的に統合します。
- 柔軟で高性能な運用:最大8時間の長時間放電、最大2.0のDC/AC比、ESS出力比最大100%に対応します。
- コストと効率の最適化:システム全体のエネルギー変換効率を3~5%向上させるとともに、プロジェクト全体のコスト削減を実現します。
オーストラリアにおけるグリッドフォーミング技術の推進
Sungrow Australiaの技術専門家であるDan Xiao博士は、再生可能エネルギー比率の高い電力系統を支え、進化するオーストラリアの規制・要件に対応する上で、GFMが不可欠な役割を果たすことを強調しました。Sungrowの技術力は、電圧/周波数のサポート、振動の減衰、GW規模のブラックスタート、ならびに系統強度の強化を備えています。再生可能エネルギーの導入拡大が進む中、安定性とレジリエンスを備えた電力システムの確保にとって、グリッドフォーミング(GFM)技術の重要性はますます高まっています。
本サミットでは、約10名の業界専門家によるパネルディスカッションも行われ、エネルギー転換の道筋や実際のプロジェクトにおける経験についての知見が紹介されました。さらに、SungrowはTÜV Rheinlandと共同で「エネルギー貯蔵安全ホワイトペーパー(Energy Storage Safety White Paper)」も発表し、エネルギー貯蔵システムの安全かつ持続可能な導入をさらに支援しています。
「オーストラリアにおいて、Sungrowは過去13年間にわたり強固な基盤を築いてきました。市場参入初期から現在に至るまで、全国各地で大規模な電力事業およびエネルギー貯蔵プロジェクトの提供へと事業を拡大しています」と、Sungrowアジア太平洋担当バイスプレジデントのJoe Zhou氏は述べました。「CunderdinのDCカップリング・プロジェクトやTemplers BESSなどの主要プロジェクトはすでに本格稼働しており、現在建設中のPelican Point BESSとあわせて、大規模導入を実現する当社の能力を示しています。一方で、当社のプロジェクトパイプラインも引き続き拡大しており、2026年にファイナンシャルクローズを迎える見込みの複数のプロジェクトに加え、計画容量が3GWhを超えるHalys BESSのような重要案件も含まれています。」
今後、Sungrowは戦略的な現地投資と先進的なエネルギー貯蔵ソリューションを通じてオーストラリアにおける事業展開をさらに拡大します。また、業界全体との連携を強化しながら、同国のクリーンエネルギー転換を推進し、より柔軟で信頼性が高く、持続可能な電力系統の実現に貢献していきます。
Sungrowについて
再生可能エネルギー技術分野の世界的リーダーであるSungrowは、29年以上にわたり持続可能な電力ソリューションを先導してきました。同社は2025年6月時点で、世界中に累計1000GWのパワー・エレクトロニクス・コンバーターを導入しています。Sungrowは、世界で最も投資適格性の高い太陽光発電(PV)インバーターおよびエネルギー貯蔵企業として認められています(BloombergNEF)。同社のイノベーションは、世界各地のクリーンエネルギープロジェクトを支えており、520か所に及ぶサービス拠点ネットワークにより優れた顧客体験を提供しています。Sungrowは、最先端技術と卓越したサービスを通じて、持続可能な未来の実現に貢献することに取り組んでいます。詳細は、www.sungrowpower.com/enをご覧ください。
メディアお問い合わせ先:
Luly Wang
luly.wang@sungrow-hq.com

