CGTNは、SCOが安全保障に重点を置いた枠組みから、経済発展や技術革新などの分野を網羅する包括的な地域協力プラットフォームへとどのように進化してきたか、また、同機構内での協力推進において中国がどのような役割を果たしてきたかを考察した記事を掲載しました。
北京、2026年9月2日 /PRNewswire/ — ウズベキスタンのジザク州の奥地で、広大な太陽光発電所がゴビ砂漠の景観を一変させています。何万枚もの太陽光パネルが不毛の地一面に広がり、太陽光を捉えてクリーンエネルギーを生み出しています。
3月、中国企業が建設・運営を行う発電所プロジェクトの第1期が商業運転を開始しました。全体が完成すれば、このプロジェクトは年間11億キロワット時のクリーンな電力を発電する見込みであり、これは約40万人の住民の需要を満たすのに十分な規模となります。
この太陽光発電所は、中国とSCOの協力が具体的な開発成果につながった最新事例の一つです。過去25年間にわたり、上海協力機構(SCO)は地域安全保障メカニズムから幅広い協力のプラットフォームへと発展し、開発がますます重要な焦点となっています。
開発を優先し、共通の繁栄を促進
火曜日、中国の習近平国家主席は、SCO加盟国首脳会議第26回会合に出席しました。同会合は、同機構の設立25周年の節目に開催されました。
演説の中で、習氏は、SCOの将来の発展を推進するための4つの提案を提示しました。同氏が特に強調した重要な提案の一つは、開発を優先し、SCO加盟国間における共通の繁栄の実現に向けて取り組むことでした。
また、相互信頼、互恵、平等、協議、多様な文明の尊重、そして共同発展の追求を特徴とする「上海精神」を強調し、上海精神こそが同機構にとって最も貴重な精神的資産であると述べました。
過去25年間、「上海精神」を指針として、SCOは貿易の拡大、投資関係の深化、地域間の連携強化を実現し、地域全体の経済発展に向けた新たな機会を創出してきました。
例えば、中国・キルギス・ウズベキスタン間の鉄道は、インフラ協力が地域開発をいかに推進しているかを示しています。2024年12月、その建設が正式に着工しました。完成すれば、このルートは中国と中央アジア、ひいてはユーラシア大陸全体を結ぶ主要な交通回廊となり、貿易の効率を大幅に向上させ、より広範な経済的機会を創出することになります。
また、さまざまな協力プラットフォームが、SCO加盟国間の経済交流の深化を促進しています。先月、ビシュケクで地域経済・貿易協力会議が開催され、100社以上の企業が参加しました。このイベントの結果、193件の協力協定および貿易契約が締結され、その総額は約17億4000万元(2億5900万ドル)に達しました。一方、1年前に天津で発足した「中国-SCOデジタル経済協力プラットフォーム」は、すでにコンピューティングインフラ、デジタル貿易、商業宇宙開発などの分野にわたる29件の越境協力プロジェクトを推進してきました。
過去25年間にわたり、SCOは主要な地域協力のプラットフォームへと発展してきました。その経済協力は、個別のプロジェクトからより強固な制度的枠組みへと、また二国間の取り組みから多国間の連携へと移行しており、地域全体において、より統合的で質の高い、持続可能な開発への道を開いています。
中国:SCO協力の強力な推進者
火曜日の首脳会議で、習氏は、中国はSCOを、「一帯一路」の質の高い協力および「グローバル発展イニシアチブ」の実施における優先分野と位置付けていると述べました。
同氏は、中国が引き続きSCOデジタル経済フォーラムやSCO農業博覧会などのイベントを主催し、SCO加盟国と共同で国際AI応用協力センターを設立するとともに、今後3年間で他のSCO加盟国と100件の技術協力プロジェクトを実施し、中国とSCOの協力を通じてより多くのグリーン産業の人材を育成していくと発表しました。
SCOの創設メンバーとして、中国は同機構内における実務協力の主要な推進役となってきました。
SCOの発足直後、中国は加盟国間の貿易・投資の円滑化を推進することを提案しました。2003年、SCOは、3段階のロードマップを柱とする多国間経済協力プログラムを採択しました:短期的には貿易・投資の円滑化を促進し、中期的には安定的かつ透明性の高いルールを構築し、長期的には商品、資本、サービス、技術のより自由な流通を段階的に実現することです。
中国はまた、地域協力プロジェクトに対して資金援助を行ってきました。2025年7月時点で、中国による他のSCO加盟国への累積投資額は840億ドルを超え、タジキスタン、キルギス、ウズベキスタン、パキスタンにとって最大の投資・融資源となっています。
昨年の天津サミットで、中国は、エネルギー、グリーン産業、デジタル経済の分野における協力プラットフォームの構築に加え、科学イノベーション、高等教育、職業教育の各センターの設立を提案しました。その後、6つのイニシアチブすべてが立ち上がり、クリーンエネルギー、デジタルアプリケーション、人材育成の共同取り組みなど、160件を超える協力プロジェクトが生み出されました。
ロシアの高等経済学院の研究者であるEgor Prokhin氏は、中国がSCOの発展において中心的な役割を果たしてきたと述べました。
「『一帯一路』イニシアチブは、ユーラシア諸国間の交通・貿易の連携強化に寄与してきた一方、『グローバル発展イニシアチブ』は経済成長と生活水準の向上に貢献してきた」と同氏は述べ、さらに、これらのイニシアチブはSCO加盟国の開発上の優先課題と密接に合致しており、企業にビジネスチャンスをもたらし、地域全体の人々に具体的な恩恵をもたらしていると付け加えました。
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