
中国の人気テック系YouTuber「科技体验派」(https://www.youtube.com/@WanmaWanba)が公開した最新レビュー動画で、vivo、OPPO、Xiaomiの最新フラッグシップ機に搭載された「通行人除去」機能の実力が比較検証された。その結果、**Xiaomi 15 Ultraは操作性・認識精度ともに大きく劣り、完全な敗北**を喫した格好となった。
今回テストされたのは以下の3機種:
- vivo X200 Ultra
- OPPO Find X8 Ultra
- Xiaomi 15 Ultra
いずれも2024年後半〜2025年にかけて発売された最新モデルで、いわゆる“AIカメラ”時代の到来を象徴する存在だ。中でも注目されたのが、「観光地やイベントで便利」とされる通行人除去機能だ。
✅ vivo X200 Ultra:最も使いやすい「ワンタッチ除去」
vivoは撮影後の「ワンタッチ通行人除去」と、撮影前のAI除去モードの両方に対応。操作がシンプルで反応が早く、SNS用途では実用性が高いと評価された。背景の補完精度には多少の粗があるが、一般ユーザーにとっては十分な出来とされた。
🟡 OPPO Find X8 Ultra:精度は高いが「やりすぎ補完」も
OPPOのAI消去はvivoより処理速度がやや遅いものの、エッジ処理の精度が高く、自然な除去が可能だった。ただし、通行人と一緒に周辺の物体までAIが“再構築”してしまうことがあり、「人は消えたのに掃除用のほうきが残っている」など、違和感ある描写が見られた。
❌ Xiaomi 15 Ultra:操作性・認識精度・結果すべてに難あり
一方、Xiaomi 15 Ultraの「通行人除去」は、設定が非常に深い階層に隠れており、直感的な操作が困難。加えて、通行人を一人ずつ手動で選択しなければならず、認識できない人物がいるケースも確認された。
さらに深刻なのは、AIが存在しない“幽霊のような人物”を生成してしまう現象。レビュー内では「右側の女性の隣に、なぜか幽霊の少年が現れた」とされており、除去どころか新たな人物が“追加”される不具合が指摘された。
🎯 総合評価:vivoが実用性トップ、Xiaomiは改良が急務
機種 | 操作性 | 処理精度 | 実用性 | 総評 |
---|---|---|---|---|
vivo X200 Ultra | ◎ | △ | ◎ | 初心者向け、SNS用途に最適 |
OPPO Find X8 Ultra | ○ | ◎ | ○ | 精度重視、AI補完に注意 |
Xiaomi 15 Ultra | × | × | × | UX不良、失敗率高い |
動画内でのYouTuberのコメントを借りれば、「これはもう完全敗北」という表現がふさわしい内容であった。
📺 レビュー動画本編はこちら:
👉 【vivo X200 Ultra vs OPPO Find X8 Ultra vs Xiaomi 15 Ultra】通行人消去機能徹底比較(YouTube)